設計ネットワーク
今まで私たちは、個々の能力のもとで設計を行ってきました。
しかし、要求が多様化し個別化していく中で、
一人の力では対応しきれない場合も出てきました。
そこで私たちは、ネットワークとして
それぞれのメンバーの知識や経験を共有することによって
住まい手の本当に望んでいることを聞き、
1つ1つより良い提案をしていきたいと思っています。
産地と連携−国産材を使った家づくりのとりくみ
日本の林業が冷え込む中、それでも良質の材を提供しようと、日々努力を続けている林産地があります
それぞれの産地と連携することによって、
美しい杉や桧をはじめとした木材を産地から直接納入してもらうことが可能となります
産地に活気が出れば、山にも人の手が入ります
山を守ることは、川を守り、海を守ることとなります
私たちの身近な環境を守ることは、地球の環境を守ることに繋がります
くわしく
シックハウスに対するとりくみ
私たちは化学物質の氾濫する社会での生活を続けています
そして、それらの及ぼす人体に対する影響はまだ解明されていません
日常の生活の中に、できうるかぎりの対策をとることは当然であり、
それは単に、自然素材で家をつくるということだけではありません
通風や採光に気を配り、ストレスのたまらない、
心地よい空間をつくることにつながっていきます
バリアフリーに対するとりくみ
高齢化が進む中、ますます障害に対する住空間の対応が求められています
その対応は、ひとりひとりの障害の種類や程度によってさまざまで、時間とともに変わり、決して一律なものではありません
住まい手の方と一緒に、実際の動作を確認しない限り、手すり1本有効に取り付けることはできないのです
ものを大切にする時代である今こそ、
適切な改修を行っていくことが必要ではないでしょうか
NPO福医建研究会
くわしく
耐震に対するとりくみ
関西を中心に活動する我々メンバーは、
阪神大震災の被災を受け、復興の手助けもしてきました
地震に対して強い家をつくることはもちろんのことですが、
今ある、耐震強度の低い住宅をどう地震から守るのか、現在の大きな課題です
耐震診断、耐震補強工事をとおして、新築においても必要な構造的な問題が見えてきます
地震が来ないことを願うのではなく、地震がきても「うちの家」は大丈夫と
安心して暮らせる家づくりを考えています
建築防災センター
リフォームに対するとりくみ
住宅やマンションも、建て替えたり、買い替えたりすることよりも、リフォームすることによって、
新しい住まいを得ようとする人が増えてきました
住み手と話し合い、信頼できる施工者と協力することによって、
設計者が提案を行い、その計画のもとに、施工者がつくりあげていきます
設計者は施工者としっかりコミュニケーションをとることで、
住み手の意志がきちんと反映されているかの確認を行います
作業を分担することによって、コストが削減されます
これには、住み手のために心をこめた対応とってくれる施工者が不可欠です
長いお付き合いの中から、コスト的に良心的であることはもとより、
後々まで安心して任せられる施工者と協力しています
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